交差点記号化研究グループのサイト
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●研究の要旨 研究中の標識について解説します
1.本研究の目指す将来像

2.研究内容
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研究用資料
●本研究について
 ・分散配置の基本理論

 ・実環境への配置構想

 ・弱者ドライバーの定義と道案内との関係

 ・よくあるご質問(FAQ)
 ・運転CGムービーで記号の効果を体感
 ・シミュレータ運転&意見交換会
●標識について
 ・標識種類や設置、記号化関連資料など
 ・現在の道路、標識体系や将来の方向性
 ・数字で記号化された交差点事例(成田市,鬼怒川,川治)
●道路ネットワークについて
 ・札幌市内格子状街区と標識の関係性
 ・欧米の住居表示、通り名と道案内の関係
●ナビについて
 ・ナビ案内時のドライバーの動作、環境
 ・最新のナビ動向を紹介

 ・観光とナビ、標識の関係
NEW!!

 
最新のナビ動向を紹介します

カーナビと地方自治体の取り組みNEW!!
改正道路交通法
最新機種でのリアル3D表示での誘導画面
二輪車用ナビゲーションシステムでの誘導NEW!!
携帯電話をカーナビとして利用するサービス
NEW!!
歩行者用ナビの誘導画面
ターンバイターンチューナーでの誘導画面の事例
欧州向けナビの画面表示規制

北米向けDVDナビの誘導画面(DENSO社)
北米のレンタカー用ナビでの誘導画面の事例
 

カーナビゲーションシステムは、画面注視を禁止する法律がある中いかに経路案内しやすいインターフェースを作るかで各社工夫をこらしています。画面、音声、タイミング、情報の整理といったものが重要となってきます。一般的なナビの誘導順序についてはナビ誘導時のドライバーの動作、環境のページで解説していますが、ここでは最新機種、海外向けモデル、歩行者用ナビなどについて紹介します。
 

カーナビと地方自治体の取り組み
地方をレンタカーで観光する際に有効なのが、カーナビによる案内。観光地への移動だけではなく、飲食店や名所などをドライバーに知らせるにも役立っています。
地方自治体では、観光客に告知したい観光情報を、カーナビを通じて行うなどの取り組みを一部始めています。また北海道では、外国人観光客へレンタカーとナビによってドライブ支援を行うなどの試みも行われています。

参考
観光とナビ、標識の関係

 
改正道路交通法
1999年11月1日、改正道路交通法が施行され、 カーナビゲーション・システムや車載テレビの注視が規制され、連続的な画面の注視は処罰の対象となっています。

※「注視」とは2秒以上見つめる事を指し、時速60km/hでは、2秒で33mも走行する計算となります。
ナビメーカーの注意表示例
「安全のため、運転者は走行中に操作したり、画面を注視しないでください。前方不注意となり交通事故の原因となることがあります。必ず安全な場所に停車してから操作・確認を行ってください」

最新機種でのリアル3D表示での誘導画面
誘導したい交差点を、リアルな3D画面で再現し、それを用いて指示するモデルが最新機種では増加しています。

・多量の情報を視覚から得る事には変わりがなく、画面注視を減らす効果は確認できない
・道間違いを減少させる効果については未検証である
・データ量が必要な事から一部の交差点に限定される

などから、この表示によってだけでは「誰でも、分かりやすく、安全に、経路誘導される」事が実現しにくいのが分かります。


3CCG表示の右左折案内例

二輪車用ナビゲーションシステムでの誘導
ホンダ、ヤマハの両社からバイク専用のカーナビが発売されています。
二輪車はその特性上画面を設置しずらく、また走行中画面を見る、音声を聞く事が困難な状態に置かれるので、経路誘導を行いにくい環境にあります。そのため製品には様々な工夫がなされています。

・画面自体、画面情報を見やすくシンプルに
・イヤホンスピーカーで音声案内
・フラッシュメモリなので駆動部分を持たない=少ない情報量で対応

参考
ホンダ社GATHERS Mモーターサイクルナビゲーションシステム登場
ワイズギア社オートバイ専用ナビゲーションシステム新発売

記号化により、画面を注視せず音声中心で経路案内を行えるため、このような二輪車向けナビにも有効であると考えております。

※我々は、地理不案内者、高齢者、初心者などだけでなく外国人、二輪ライダーも運転弱者としてとらえ支援していく考えで研究を進めています。二輪ライダーは運転中無防備であるだけでなく、地図やナビの画面、音声から情報をとらえにくい、またETSのようなデジタル機器からのデバイドも存在する、といった条件をもちます。


情報量を減らすシンプルな表示

イヤホンスピーカーで経路案内

携帯電話をカーナビとして利用するサービス(au社EZ助手席ナビなど)
携帯電話でGPS機能をもつ機種などに、カーナビとして利用できるサービスが付加されるようになってきています。
この場合問題となるのが、カーナビより小さい携帯電話の小画面を運転中に注視する事にあり、auでは"助手席"ナビとして、ドライバーではなく助手席での利用を推奨しています。
多くの情報を載せると読み取るのが困難である事から、携帯電話のような小画面の場合、ターンバイターン的な省略図での表示が有効と考えられます。

参考)ターンバイターン表示ついてはこちら

記号化によって画面の注視時間を減少できれば、このような小画面でも安全で確実な経路誘導を行うサポートが可能であると考えています。

参考
au社EZ助手席ナビ
ボーダフォン社カーナビスタンド(カーイズ社製)
カーイズ社ドライブステーション製品概要


携帯電話画面での経路案内例

ターンバイターン表示
auでの注意表示例
お客さまが自動車、原動機付自動車、自転車等を運転中は、大変危険を伴いますので、携帯電話の操作 (注視を含む。以下同じ) をしないでください。
携帯電話の操作を行う場合は、安全な場所に自動車等を停止させてください。
お客さまが自動車又は原動機付自転車の運転中に携帯電話を注視すると道路交通法に違反する可能性がありますので、ご注意ください。

歩行者用ナビの誘導画面
auなどの携帯に搭載される歩行者用ナビの誘導画面では、小さい画面内で周辺の地理情報を表示させる必要があります。歩行者なので、運転者と比べ画面を注視できる時間、周囲環境と比較し決断する時間などには余裕があると考えられます。
しかし歩行者も、建物などランドマークをみながら、ナビの指示する方向を見つけなければなりません。現在はノースアップ固定表示なので、東西南北方向をナビ情報と周辺環境から推定する必要があるのです。

記号化による情報の簡略化と画面表示の容易さ、また交差点の発見しやすさ、は歩行者用ナビにも有用なものになると考えています。

参考
au社EZナビウォーク
ナビゲーションが可能なFOMA初のGPSケータイ

ターンバイターン(矢印ナビ)チューナーでの誘導画面の事例
CDチューナーでありながら別売の地域詳細版地図ソフトをいれれば、音声案内・矢印案内や交差点拡大図表示案内のほか、電話番号個人宅検索ができるお手軽ナビに変身するという機種。右左折の誘導はターンバイターン式(矢印ナビ)で地図表示ではありません。

●交差点までの距離
●交差点名、
●交差点の形状
で曲がるべき交差点を示しています。

参考
TBTチューナーについての記事(Response)
海外ナビ市場について(パイオニア)

情報量が少ない場合、次に曲がるべき交差点の目印として「交差点名」が重要である事が分かります。

●交差点までのおおよその距離
●交差点名、
●交差点の形状
で曲がるべき交差点を示しています


交差点拡大図も簡易式の表示

欧州向けナビの画面表示規制
海外向け特に欧州向けのナビは、画面表示と画面による右左折誘導に対し何か規制があるようです(未調査)。ナビの右左折誘導方法として、詳細な画面表示は危険につながる規制があるとしたら、画面を用いない、または画面の判読が容易な誘導方法が必要になってきます。一例であるターンバイターン式表示は、交差点までの距離、曲がる方向などのみの簡易表示で誘導を行います。海外では現在は簡単な画面表示が主流であるが、日本のような地図表示式のモデルも市場では増加しているようです。

北米向けDVDナビの誘導画面(DENSO社)
グローバル化されたデンソー社製DVDナビは、ver2では英語とフランス語の誘導にも対応してカナダのユーザーにも配慮している。KIWIフォーマット準拠。ルート案内はストリート名を生かしたもの。

言語での案内誘導機能は、国内においても外国人にも対応するというユニバーサル社会に向けて重要なものとなります。


レクサスLS430内蔵のナビ

3D画面などの凝った画面ではない。曲がるべき交差点は、「交差道路のストリート名」で表示しています。

●交差道路の道路名
●交差点までの距離

で曲がるべき交差点を示す。
※交差道路の道路名を知っているか、遠方から見える事が必要になります。


画面右にターンバイターン式の画面を併記
 

I-405号線をSOUTH方向に曲がるように案内しています。交差点名とかランドマークは表示していないが、これで十分分かるのは複雑でない交通環境だからか?

●交差道路の道路名
●交差点までの距離

で曲がるべき交差点を示している。「南方向に曲がれ」という指示も特徴的です。


交差点手前での画面
 

交差点側には、交差するストリート名が添架されています。交差点脇の建物に添架される事も多いようです。

●どの交差点にも
●必ず見えやすい場所に
●交差するストリート名が
●分かりやすく添架

されていれば、ナビと標識の連動性、直感性は保たれている事になり、ユーザは混乱なく運転できることになります。(現状そうなっているのかは把握できていません)

北米のレンタカー用ナビでの誘導画面の事例
マゼラン社のHD式ナビでの誘導画面をご紹介します。Hertz社などのレンタカーでオプションとしてレンタルする事が可能。地図は道路と道路名のみ表示するシンプルなもの。日本語や英語などの7か国語に対応するのが大きな特徴。画面はコントローラーと一体式なので小さいが、HD部分はトランクに収納しています。

●画面が小さいので、多量の情報を表示しない誘導方法が必要である


モニター付コントローラー
 

ルート案内中の通常時の画面。1st .ST(ファーストストリート)をEAST方向に進んでいて、目的地まであと1マイルという表示です。

●道路名を画面表示していて、ランドマークの表示はない。

ルート案内中の画面

「0.8マイル先のFirst .st(ファーストストリート=道路名)を右折するように」という指示画面である。周辺施設等を表示することはなく、ストリート名などの交差道路名で誘導します。

●交差道路の道路名
●交差点までの距離

で曲がるべき交差点を示しています


右折の誘導画面